「世界にバグは必要だ」

フギンの言葉

 

「世界にバグは不要です」

 

これとは真逆のカブさんの言葉が

 

ナツメを意識しての

 

この「世界にバグは必要だ」ってものなんだが

 

現実でもバグって何かと大切だったり

 

本来バグは不要なものとされているが

 

広い意味で言えば

 

不要とされるものが

 

意外にも必要だったりするなと。

 

ポケモン」のゲームソフトでも

 

裏技を使ってレアなキャラをゲットする

 

なんてのもあったしなぁ。

 

1番印象深いのは

 

四天王の最初のところで

 

壁に向かって波乗りするっていうね笑

 

普通にプレイしているだけでは

 

全く思いつかないんじゃなかろうか。

 

それから決められた(笑)歩数で

 

東西南北に進むかとか

 

その歩数を間違えると最悪

 

データが破損して修理してもらうことにも

 

なるとかないとか笑

 

まぁこれはゲームのバグと呼ばれる

 

ものなんだが、

 

これ以外にもそれは要らないってことやものが

 

非常に重要な意味を持ってたりするんだよな。

 

人も少しはそういった部分が無いと

 

面白くはないからね。

 

と前置きはこの辺で

 

デカダンス』の第11話と第12話(最終話)

を視聴したんだが

 

暫く空いたので

 

うろ覚えになってる所もあるが

 

少し振り返ってゆきたい。

 

いやぁ毎週楽しかったなと。

 

11話では世界の色々を知って

 

ナツメはどうするのかという回だったと

 

思うんだけど、ナツメのヒロインたるや

 

その前向きに切り替えれるっていうのが

 

観ていてかっこよく、憧れを抱かせるような

 

そんなキャラクターだったと思った。

 

あの生き残ったガドル(オメガ)との

 

最終決戦が12話では描かれていて

 

王道路線で非常に分かりやすかったな。

 

コア?か何かが埋め込まれていない

 

ガドルという事で、どんどん成長して

 

最後はデカダンスと同じくらいまでの

 

大きさになってたからなぁ。

 

人間やギアがガドルたちと戦うっていうのが

 

例えると個人戦

 

デカダンスとオメガが戦うっていうのが

 

団体戦みたいな感じかな。

 

あの戦いの大小は

 

結構好きな部類に入る。

 

人レベルの戦いと

 

巨大な機械、ロボレベルの戦いって

 

人レベルがメインではあるんだけど

 

戻って巨大対戦的なバトルへと発展するのは

 

なかなか面白い。

 

居住していた家が

 

最後は戦車に変わるというのかな。

 

迫力も当然増すし

 

戦いのジャンルもバリエーションが増えるし。

 

その分作り手は大変だと思うが笑

 

カブラギがデカダンスを素体として接続してたと思うんだが、

 

デカダンスってあんな触手みたいな

 

機能もあったなんてね、

 

じゃんじゃんいけーと興奮したよね笑

 

ナツメとジル達が出会ったシーンも

 

ほっこりで面白かったな。

 

ナツメから見たらマスコットみたいだし笑

 

それにしてもジルの役割が大きすぎる笑

 

デカダンス開発に携わってたんなら

 

それもうなずける。

 

そうしてデカダンスの使用済みパーツを

 

みんなで協力して集めていったと。

 

その最中、オメガの攻撃が予想より早く

 

やられるというところで

 

ドナテロが特攻、最高にかっこよかった。

 

まぁその後生きてて。生きてたのか!と

 

安堵して笑ったが笑

 

そうしてドナテロが時間を稼いだおかげで

 

デカダンスの散り散りになっていたパーツを

 

強力な武器に合体して

 

オメガに槍を突き刺したところは

 

最高だった。

 

またこれから反撃する展開のところで

 

OPの「Theater of Life」が流れるという

 

王道にして最高な演出には感動した。

 

あのような演出は音楽と作品がリンク

 

しているからこそよりお互いに

 

魅力を高めるんじゃないかと思う。

 

CD買いに行かないとだな。

 

それと『デカダンス』はOPだけじゃなく

 

EDの「記憶の箱舟」も良い感じだった。

 

そのCMではナツメがデカダンスの外壁の清掃を行なっていたが

 

あのCMだけでも十分感動していたなと。

 

作品における

 

OP、ED、BGM含め

 

楽曲の役割も

非常に大きいものがあると感じた。

 

作品が好きだから楽曲も好きになり

 

楽曲を好きになることでも作品を好きになる。

 

この相互作用はアニメ以外にも

 

ドラマや映画に共通するものがある。

 

内容に戻って

 

最終話前からも

 

カブさんの死亡フラグが立ちまくりで

 

あぁ、カブさんは…と思っていたんだが

 

カブさんの本体が割れていて

 

やっぱりとショックだったが、

 

ラストシーンでは素体?のカブさんが

 

ナツメの前に現れる。というところで

 

終了したわけだが、あの顔を映さず

 

視聴者に想像させる含みを

 

持たせるのも結構好きだと再認識した。

 

あそこで描いてしまうというのも

 

一つの手ではあるが

 

あえてそれ以降は描かないというのも

 

なかなか乙なものだと思うな。

 

多分カブラギは何とかして生きていたんだと

 

そうした希望を抱かせてくれた。

 

オメガ討伐後は

 

3年後の世界が描かれており

 

人間とサイボーグ達が共存したような

 

感じを受けた。

 

ナツメはツアーガイドとなっており

 

とても美人になっていて驚いた。

 

車にあったカブさんとパイプの写真が

 

懐かしくも切なくはあった。

 

パイプも笑ってくれてると信じて。

 

終わり方的には

 

全体的に見ればハッピーエンドだったので

 

良かったんじゃないかな。

 

3ヶ月間非常にワクワクさせられた

 

熱い作品だった。

 

2期の有無に関して

 

可能性としては低そうではあるが

 

その後の世界もまた見れたら嬉しいなと思う。

 

グッズでマグカップが発売されていたので

 

ゲットせねば!

 

あ、プリントは出来たらバグ不要で

 

お願いします笑。